鶯の谷渡りとヤマボウシの花

鶯の谷渡りとヤマボウシの花

朝方に雨が降ったようで、今朝は草木の緑がいちだんと鮮やかに見える。空気はひんやり、そしてしっとりしていて、半袖では少し肌寒い。それにしても、木々の変化がめまぐるしくてびっくりする。日に日にというより、刻一刻という感じで新葉がひらいて、きのうはどうだったか、1週間前はどんなだったか、まったく思い出せない。あまりにも勢いがすごいので、あなたもわたしも生きているんだね、みたいなことをつい考えてしまう。わたしたちは生きている。

ヤマボウシの花って、あの白いやつだとばかり思っていたんだけれど、あれは花のつけ根の葉(総苞片というらしい)で、実際はまんなかの緑色のが花だそうだ。その花もぐんぐん大きくなっている。総苞片も白く色づきはじめた。

ヤマボウシの花と総苞片

今週は仕事が立て込んでいたり、お出かけをして疲れたり、気がかりなことがいくつかあったりして、ラジオ英会話がまったくできていない。けれど、それでいいのだ。できる範囲でやっていくと決めたから、できない時期があってもいい。ただ、その時間や余裕を生み出すためには、具体的な調節が必要だなと思う。無駄を省くというより、自分が大切にしたいこと、やりたいことのほうを優先させるという感じの調節。今日の夜にでも、ノートに書き出して整理しよう。

窓の外から、ケケキョケケキョケキョケキョケキョと鶯の谷渡りが聞こえてきた。声を聞きつけたヨルくんが一目散にやってきて、窓の外をじいっと見ている。