花咲くを待つ日々と手帳の空白

花咲くを待つ日々と手帳の空白

早いもので2025年の半分が終わろうとしている。振り返ってみると、1〜4月まではあっというまで、5月はほかの月と比べて長く感じた。おそらく、仕事もプライベートも予定がぱんぱんで、気が重くなるようなイベントが続いたからだろうと思う。無事に乗り切れてホッとしている。

先月は、1日も手帳を書かなかった。ここでほぼ毎日日記を書いているから…というのも理由のひとつだけど、おそらく余暇のほとんどを裁縫にまわしていたせいだと思う。なにかに夢中になると、なにかがおろそかになって、「はじめる」と「つづける」の間で小さな葛藤が生まれる。わたしの場合は、前にも書いたように、「つづける」の定義がゆるい(完全にやめなければつづいているという認識)ので、ほとんど100%に近い確率で「はじめる」が勝つ。それがわたし、それでいい。

とはいえ、1ヶ月もお休みすると、やっぱり手帳っていいよな、そろそろ書きたいなという気持ちになる。今日は仕事のあとに万年筆のインクを6月用に変えて、2日分の日記を書こう。

ギボウシの蕾がゆっくりゆっくり、少しずつ開いていく。花を咲かせるまでにはたくさんの時間がかかる。植物も人間も同じだなと思う。