なんばんサンドと箱入りにゃんこ

なんばんサンドと箱入りにゃんこ

きのう、わたしが髪を切りに行っているあいだに、18歳宛の小さな荷物が届いたらしい。箱の中身を出してそのまま置いといたらいつのまにかこうなってたんだよね、と笑う視線の先には箱入りヨルくんがいた。

小さな箱に収まるヨルくん

自分の体よりうんと小さい段ボールに、どうにかこうにか収まってみちみちになっている。窮屈じゃないんだろうか、狭いほうがやっぱり落ち着くんだろうか、まあそのうち出てくるでしょうと思っていたら、おどろくほどに出てこない。結局、ごはんとトイレ以外のほとんどの時間を箱の中で過ごしたんじゃないかな。しかも、回数を重ねるごとにコツを掴んできたみたいで、サッと箱に入って器用に体を丸め、スポッと収まる(収まるっていうより嵌るに近い雰囲気)ようになった。猫ってよくわからない。そしてそのわからなさがいい。

今朝の箱入りヨルくん

箱入りヨルくんに憧れていたのだろうか。箱があいた隙をねらってハルちゃんがやってきたけれども、ひとまわりふくよかな彼女には小さすぎたみたいだ。ドンマイ、ハルちゃん。

今朝のおやつは、なんばんサンドの八女産抹茶。

なんばんサンド 八女産抹茶

いろんなところでしょっちゅう言っていることだけれど、わたしにとって福岡のナンバーワンお菓子といえば「なんばん往来」。これだけは小さい頃からゆるがない、不動の1位だ。なんばんサンドとなんばん往来は別物だけれど、なんばん往来のエッセンスを感じることはできる。なによりシャトレーゼで手軽に買えるのがいい。ふるさとによい思い出はなくても、八女茶と名のつくものはついつい買ってしまう。猫だけじゃないな、人間もよくわからないよなと思う。