戻ってきた日常と21年目の光

戻ってきた日常と21年目の光

お正月がくるたびに「ああ、そろそろ始まる頃だな」と懐かしく思い出す。21年前、義父の訃報を受け取ってお別れをしたあと、はじめての陣痛がきた。そうして、悲しみのさなかに生まれてきた長男は、わたしたちにとってまさに光のような存在…いや、光そのものだったなと思う。

これまでの月日を振り返ってみれば、ああすればよかった、こうしてやればよかった、あれは絶対にしてはだめだったなど、どうしようもない後悔や反省ばかりが思い浮かぶ。未熟なわたしたちが今こうしていられるのは、彼がいたから。そんなふうに、わたしも彼や彼らの光であったならいいなと思うし、これから先、誰かの光であれたらうれしいなと思う。

彼が、その光で自分自身やまわりにいてくれる人たちをあたため、またはあたためられ、明るく照らしあって生きていけますように。この1年も健やかに、笑顔で過ごせますように。誕生日おめでとう。

年末年始の休暇が終わり、いつもの毎日がはじまった。休みは大好きだけど、かといって働くのが嫌いというわけでもない。戻ってきた日常を淡々と楽しみながら、やらねばならないことをサッサと終わらせ、やりたいことをたくさんやれたらいいなぁと思う。そして、来週のマラソン大会嫌だなぁとか、明日のお出かけ楽しみだねなどと言い合いながら誰もが普通の日々を営めるように、戦争や差別のない世界にしなければと思う。そのために、わたしはわたしにできることをやる、続ける、コツコツと。