コッペ田島と『ひらやすみ』

コッペ田島と『ひらやすみ』

わたしはハリセンボンのYoutubeをみるのが大好きだ。といっても、ハリセンボンのおふたりが好きでみはじめたわけではなくて(そもそも誰かをすごく好きでYoutubeなどのコンテンツを追いかけること自体がほとんどない)、たまたま流れてきた朝ごはんを食べる企画がおもしろくてみていたら、いつのまにかハマっていた感じ。なんていうんだろうなぁ、ハリセンボンのおふたりとスタッフの方たちを含めたチームが好きなんだよなぁ。みなさんがそれぞれ無理をせず、楽しそうにされているのがすごくいいのだ。

39℃を超える高熱でスマホを持つのすら辛かったときも、なんとなく人の気配を感じていたくてハリセンボンの動画を小さなボリュームで流し聞きしていた。そのときに流れてきたのが、「コッペ田島」で楽しそうにコッペパンを食べている動画だった。ドトール系列のお店であること、比較的リーズナブルな価格で気軽に寄れること、甘いのから惣菜系までいろんな種類のコッペパンがあることなどを知り、「うわー行ってみたい」と思った。幸い、行ける距離にお店があるとわかったので、治ったら行きたいなーと思いながら残りの療養期間を過ごした。

そして先週末、念願のコッペ田島に行ってみると、お昼どきでもないのにレジの前には長蛇の列が…!すると夫が「モバイルオーダーができるって」と耳打ちしてきたので、渡りに船とばかりに列を離れ、車に戻って注文と支払いを済ませ、できあがるのを待った。モバイルオーダー、最高すぎる。わたしは「フルーツミックスサンド」と「スモークサーモン&アボカドポテト」、夫は「たっぷり和風タルタルフィッシュ」と「とろけるチーズビーフカレー」と「揚げコッペきなこ」、子どもたちにもいくつかお土産を選んで、トータルで2500円くらい。ひとつひとつのボリュームがすごいので、かなり満足できる。ただ、甘い系コッペの強烈な甘さには注意が必要かもしれない。一気に食べずに半分残す、くらいでちょうどいい気がする。スモークサーモン&アボカドポテトのような季節限定メニューもあるし、飽きずに楽しめそうだ。また近いうちに行こう。

NHKの夜ドラ『ひらやすみ』が来週で終わる。好きなドラマが終わるのはいつだってすごくさみしい。シリーズものの小説が終わるときと同じくらいさみしい。ずっとそこにいてほしいと思ってしまう。それが叶わないことだとわかっていても。

今朝、ある情報番組で「癒し系ドラマ」と言われているのを聞いてびっくりした。何に癒やされるかは人それぞれだとしても、『ひらやすみ』が癒し系?あまりにもぴんとこなくて、ハトを編んでいた手を止めて考え込んでしまった。わたしにとって『ひらやすみ』は、コミックもドラマも「人生」という感じがすごくするんだよなぁ。それぞれの、酸いも甘いも過去も現在も未来も、全部ひっくるめた人生、その日常を描いた作品だと思っていたので、癒やされるという感覚が全くなかった。どちらかというと、きつい、苦しい、厳しい。でもそのなかには、おいしいものを誰かと一緒に食べる喜びだとか、好きな場所で思いっきり深呼吸する時間とか、きらりと光る瞬間や穏やかなひとときもあって、生きるってそんな感じだよねと思う。

たかが言葉ひとつだとしても、合わないものは合わない。合わなさを否定せず、そのまま受け止めて今日をはじめようと思う。