他人の振る舞いが気になったり、不快に感じたり、ムカついたりすることは多々あって、そういうときのわたしって、自分が正しい側に立っているような気になっているというか、絶対に自分はそんなことしないししたこともないみたいな態度をとりがちだなぁと思う。自分でも呆れるんだけれど、そんなのはとんだ勘違いで、誰のことも傷つけず、不快な気持ちにさせないなんてできるはずがない。それを知っていながら、嫌なことがあるたびにわたしは都合よく忘れて勘違いをする。
だから我慢しようとか、おおらかに受け止めようなどと思っているわけじゃない。不快なことをされて黙っている必要はないし、陰でコソコソ言うよりは本人に伝えたほうがいいとも思う。それはそう。でも、ぱんっぱんに膨らんだ罵詈雑言の袋から言葉を取り出す前に、ここで出していいものなのか、ここにいる人たちに聞かせていいものなのか、そもそも表に出していいものなのか、ひと呼吸おいて考えるくらいの努力はしなきゃいけないんじゃないかと思う。勘違いしやすい、忘れやすいと自覚しているのだから、そのくらいはがんばりたい。だからわたしは練習をする。練習して、練習して、習慣づけて、それがあたりまえになるまで続けるのだ。今はまだ、練習が足りない。
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今日はさすがに疲れた。へとへとだ。湯船にゆっくりつかって、早めに休もう。
